一番大事なことは目的をはっきり決めること
予定された「目的が達成されるため」のページを作る意識が大切です。
予算や機能やデザインから決められることがありますが、 順番としてはまず目的から決めましょう。
目的が違えばご提案させて頂くプランや方法が違います。
「ホームページを持つこと」が目的ではない、本来の意図する適切な効果を期待できます。
予算に対しても費用を貯めてから作り始めるのがいいか、少しずつページを増やしていくのがいいか、更新や運営の面でも目的を明確にすることから決まっていきます。
下記は業態別の一例です。名刺の別媒体としての利用や広告としての利用、直接消費者へサービスを提供するツールとしての利用など、使い方で投資にも、消費にも、浪費にもなります。
例えば ネットショップを開いてインターネット販売をしたいと考えた場合
2010年現在ネットショップといえば大手ショッピングモールの楽天やヤフーなどに出店することが考えられます。
ショッピングモールでは出店の初期費用と月次手数料が主な出費になります。
仮に全く売れなかったときにかかる費用は、プランによりますが
ヤフーの場合 初期費21000円と月額20790×最低契約期間6ヶ月で145740円
楽天の場合 初期費33600円と月額20475×最低契約期間12ヶ月で279300円
既存のこれら大手ショッピングモールのメリットは集客力です。
ショッピングモールの費用は、それだけの集客人数が見込めることを想定して設定されているはずで、双方とも成功体験者の声は、(当たり前ですが)多く掲載されております。
しかし初期投資を回収できずに終わることもあります。
特に型番で検索できる商品の場合は価格でほぼ決まります。送料やポイント、決済方法で差をつけることはある程度できますが、どうしても価格競争になります。
もし現在ショッピングモールに出品されている商品と同等程度の値段が付けられるなら、まずは少しの初期投資回収見込みが期待できます。
さらにそれ以上の売上確保となると、独自色の強い商品でない限り、出店でのメリットはないでしょう。
逆を言えば既存店舗商品から見て、ひとつでもメリットのある商品があればかなり期待値は上がります。 それが商品そのものである必要もありません。地理的な有利・不利を活用してもいいですし、数に限りのあるもの、既存店舗に在庫のないもの、季節性のあるものなど、見方によって変わってくるかと思います。
例えば レストランの集客のためホームページを出したいと考えた場合
ひとくちにレストランといってもラーメン店なのか高級レストランなのか形態によってホームページに必要な機能は変わってきます。
ラーメン店にホームページからの予約機能は必要ありませんが(逆に並んでいた方が集客になりますし)家族でテーブルを囲んで食べるレストランや大人数でイベントなどを催すときには予約機能があると便利でしょう。貸し切りで提供する場合にはせっかく来て頂いた別のお客様を断らなければならないので、あらかじめホームページに営業日の告知をしておくことで、そういったお客様のストレスをなくすことが可能です。
その他食材へのこだわり、調理法のこだわり、お店の各種こだわりをページに載せておくことで、小さな広告面では伝えられないこだわり情報をお客様に伝えることができます。
写真をより多く載せれば雰囲気も伝わって、デートに使える場所なのか、ワイワイ楽しめる場所なのかもイメージして頂けます。
飲食関係で一番強いサイトは現在「ぐるなび」が考えられます。
ただし、ぐるなびは駅から近いことや都市、繁華街の利用者が多いと思われますので、場所によってはその地域のポータルサイトや別の媒体に載せることの方が効果が得られる事もあります。
ぐるなびには最低限の情報を載せることができます。詳細な画像やメニュー、お店の外観、求人情報など多くは載せられないので、別途ホームページを持つことで興味を持ったお客様に詳しい情報を提供できるため、相乗効果が期待できます。
出店の費用と手数料が主な出費になります。
当社で制作した場合は初期制作費と運営費が掛かります。
例えば ホームページを利用して自社事業の告知をしたいと考えた場合
自社事業の告知に必要なものは
1 事業やブランドカラー相応のデザインと機能
2 必要な情報が簡便にいち早く表示される使い勝手
3
会社案内はパンフレットなどに比べても費用対効果の高い広告になりえる媒体と考えます。
24時間いつでも見ることができ、検索によって全国から閲覧が可能で内容の変更も印刷物に比べ容易です。会社案内ではネットショップと違って毎日ページの改変・更新があるわけではないので運営費も少なくできます。
印刷業と同じように、ネット関連業も数多くなり価格も安定・安価になってきました。
これからは事業を行う方が皆、名刺を持つように各事業者ごとにホームページを持つようになってくるでしょう。
どんなに見た目や機能が優れたホームページでも、見に来てくれた人が興味を持つ中身がなければ目的を達成することが出来なくなってしまいます。当社では目的達成へ必要な提案はもちろん、不必要であると思われるものにも助言、提案を行っております。なぜそれが必要なのか不必要なのかご納得の上で制作しております。